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IoT導入により自社の課題を解決するための3ステップと注意点

IoT活用による効率化や品質向上が注目を集めており、製造業をはじめとしたさまざまな業界でIoTの導入が進んでいます。

当記事をご覧の方の中にも、自社へのIoT導入の担当として、検討すべき立場の方もいるでしょう。一方で、実際にIoTの導入をする際に、何から手をつければいいか分からない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はIoTの導入方法や準備しておくことについて解説します。IoTの導入準備をこれから始める方、すでに進めているが困りごとがある方は、参考にしていただけたらと思います。

目次

IoT導入の準備における3つのステップとポイント

IoT導入を進める際の準備として、次の3つのステップに沿って考えましょう。

  1. IoT導入で解決できる課題の抽出
  2. IoT導入を進める際の構想を立案
  3. IoT導入による費用対効果の試算

それぞれのステップにおいて、具体的な内容と取り組む際のポイントを解説します。

IoT導入で解決できる課題の抽出

はじめに、IoTを意識せずに、自社で生じている課題を幅広く抽出することが重要です。IoT導入の担当者だけで考えるのではなく、必要に応じて関係部門のメンバーにもヒアリングをすることで、さまざまな立場の人が抱えている課題を抽出できます。

次に、抽出した課題の中で類似のものをグループ化し、さらに課題ごとに繋がりがあるものは因果関係について整理をします。課題の抽出と整理が完了したら、その中から、IoTを導入することで解決でき、大きな効果が得られそうな課題を選定します。

IoTの導入により解決できる課題の事例は、「製造業におけるIoTの導入事例や具体的に実現可能なことを紹介」の記事で解説していますので、ぜひご確認ください。

IoT導入を進める際の構成を立案

IoTの導入には、「IoTとは何か?IoTによってできることや技術的な課題は?先行事例に基づいて簡単に解説」で解説しているように、構成要素や技術的要素の検討が必要です。

自社の課題によって、解決のために採用できるIoTは異なるため、どのような構成にしていけばいいのか検討する必要があります。自社単独では難しい場合が多いので、開発ベンダーなどの専門家に、RFI(Request For Information)を用いて情報提供を依頼するとよいでしょう。

複数の開発ベンダーから回答をもらうことで、どのような構成が望ましいかイメージがつかめます。

IoT導入による費用対効果の試算

IoT導入に必要な費用として、付帯機器や備品の費用、アプリケーション費用、サーバー機器費用などが挙げられます。これらの準備に必要な費用と、IoT導入により得られる効果の関係を比較して、導入の検討を行います。

必要な費用と比較して、IoT導入により得られる効果は、会社ごとに定義が異なります。課題を解決した際に得られる結果を、自社内で決定した評価軸に基づいて数値化することが必要です。

なお、IoT導入の費用を検討する際には、補助金が使用できないかどうか確認するといいでしょう。IoT導入に関する補助金については、「IoTを導入する際に活用できる補助金の種類と適用範囲を分かりやすく解説」の記事にまとめています。ぜひ一度ご覧ください。

IoT導入を失敗しないための注意点

IoT導入は効率化や品質向上などのメリットがある一方で、うまく導入しないと失敗して時間と費用が無駄になってしまうおそれがあります。IoT導入で失敗しないために、事前に押さえておくべき注意点を確認しましょう。

  1. 最適なIoTシステムの構成は企業によって異なる
  2. 導入するIoTシステムの構成により費用は異なる
  3. 実現性の検証とスモールスタートをするのが安全

これらを押さえておくことで失敗するリスクを減らせるため、それぞれ解説します。

最適なIoTシステムの構成は企業によって異なる

IoTシステムは、さまざまな技術要素の組み合わせで構成されています。

似たような課題を解決したい場合であったとしても、IoTを導入する環境や状況、企業の考え方によって最適なシステムの構成は異なります。

参考になりそうな他社の事例があったとしても、それをそのまま採用するのではなく、自社の環境や状況に合わせてカスタマイズをすることが重要です。

導入するIoTシステムの構成により費用が異なる

IoTを導入する際に必要な費用は、どのようなシステムを構成するかによって異なります。

課題解決の目的に応じて、使用すべきセンサの種類や個数、ゲートウェイやクラウドは適切なものを選定する必要があります。

もし、自社では最適な構成要素の選定が難しい場合には、IoT導入の経験が豊富な開発ベンダーに相談するのがおすすめです。

実現性の検証とスモールスタートするのが安全

IoT導入を進める際には、PoC(Proof of Concept:概念実証)という、IoT導入の実現性や効果の事前検証を行う考え方が効果的です。

また、システム構成や導入に必要な費用が異なる中で、最初から大規模に始めると、失敗した場合の損失が大きくなってしまいます。

IoTを導入する際には、まずはPoCを行い、小規模に導入してみて効果を確認しながら、徐々にその規模を大きく広げていくのが安全です。

まとめ

品質向上や効率化に効果的なIoTの導入を進める際の3つのステップとそれぞれのポイント、またIoT導入の際に考慮すべき注意点について紹介しました。

IoT導入は検討すべき要素が多いため、他社事例を参考にしながら自社の状況に合わせて最適化することが重要です。

自社だけでIoT導入を進めるのは簡単ではありません。さまざまなIoTの導入に携わってきたASTINAが、IoTの導入をサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。

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